2013年3月アーカイブ

またコンセプトモデルで発売されていない機器の話なのですが、デンマークのコペンハーゲンのAndrew Spitzさんが「ブラインドマップ」というコンセプト機器を発表しました

iPhoneと連携することで 点字で道案内をしてくれるというもの
視覚障がい者の方でもナビ機能がつかえるようになる というものですが、音声案内式ではすでにある技術です
今回のコンセプトは スマートホンと同じ大きさの機器の表面に数多くのピンを並べて 点図を表示することが特徴です

ただ GPSとマップ機能を使った装置ですので 音声型同様に リアルタイムで目の前に起こっていることを案内をしてくれないと 一人歩きにはまだ実用ができないと思います
ただ点図をリアルタイムで出すアイデアは韓国などの工業デザイナーからも出されていますので ブラッシュアップに期待ですね

無題.png

数字を読み上げさせるとき 1000円 と記載した場合なんと読み上げるでしょう
せんえん と読むよ という方は特に気にされなくても大丈夫なのですが
いち ぜろ ぜろ ぜろ えん
と読み上げるよ。という方がいらっしゃったり 今後このような状態に遭遇するかもしれません。

そんな時には コントロールキー と オルトキー を押しながら Oキー を押してみましょう。

あぁ PCトーカーの調子がおかしい・・・そう思い落胆されてしまった方も この操作で瞬時に解決できます。

おおーすごいね。とちょっと言いたくなるので ショートカットキーは Oキーを押すんだと覚えてみてくださいね。

 

 先日の記事で、来年度から「よむべぇスマイル」が給付対応になる話をしましたが、その他にお客様からチラチラお問い合わせのある製品である、地デジテレビの音声を聞けるラジオ(以降、地デジラジオ)については、今のところまだ給付の対象にはならないようです。

 地デジラジオは各社から発売されているようですが、視覚障がい者向けの製品としてはいくつかあるようですが、2013年3月現在、アステムという会社から発売されている TRKO-01B という商品が有名なようです。

 ワンセグの地デジ放送とAM、FMラジオが聴ける製品で、単3電池4本、もしくはACアダプタを使用してコンセントから電源を供給します。

 実機を触ったわけではないので、詳しいことは解りませんが、すべての操作はダイヤルやスライドレバー、ボタンで可能、そして表面には点字が付いていますので、点字が読める方には便利だと思います。

 操作自体も読み上げ対応らしいですし、ボタン類も単機能なため、複雑なボタン操作は必要なさそうです。

 内蔵アンテナでは受信しづらい場合も想定して、外部アンテナも繋げるようです。

 気になる性能に関しては、実機を確認していないので、何とも言えないところです。

 その他一般向け製品の中で、弊社のお客様からの情報として、ソニー製で使いやすい物があったそうです。ただし、読み上げ二は対応してはいないようなので、設定は健常者の方が行う必要がありそうです。

 このジャンルは、まだまだ解らないことが多いので、今後もいろいろ情報を集めたいと思います。


3月19日付 北海道新聞からの記事(抜粋)です。

(ここから)

 札幌市は4月から、全盲の人を対象に、印刷物の文字をスキャナーで読み取り、音声で読み上げる「読み上げ式読書器」の購入費のうち9割を助成する事業を始める。従来の、印刷物の文字を拡大して画面に映し出す「拡大読書器」の購入助成に、「読み上げ式」を加えた。市は「視覚障害者の日常生活に少しでも役立ててもらえれば」と期待している。

 市が2006年度から始めた福祉用具給付金事業の一つ。

 「拡大読書器」は、文字を大きくすれば読める視覚障害者が使い、これまで延べ350人が同事業で助成を受けてきた。今回、「読み上げ式」の機械が発売されたことや、市民から全盲者も対象に加えてほしいという要望があり、助成枠を広げることにした。

 「読み上げ式読書器」は、付属のスキャナーで文字を読み取り、内蔵の音声モニターが読み上げる仕組み。郵便物やチラシなどの簡単な文章であれば、正確に読み上げることができる。標準価格は約20万円で、助成を受ければ個人負担は約2万円で済む。見本は市視聴覚障がい者情報センター(中央区大通西19)で展示している。

 助成は、拡大読書器を使っても文字を解読できない障害者が対象。購入前に各区役所保健福祉課での申し込みが必要で、4月1日から受け付ける。問い合わせは各区役所へ。

(ここまで)

記事内の読上げ式拡大読書器とは もちろん よむべえスマイルのことです。
今まで全盲者は 日常生活用具給付申請の拡大読書器が 文字を拡大する という要件だったので 事実上 この枠での申請は不可能だったのですが 4月からは 文字を拡大しても読めない場合は読上げ式も対象とする ことになったようです。

リトルスノーでは よむべえスマイルのデモ機を用意しておりますので お問い合わせください。  

文章を読み上げているときに 途中で改行 と読み上げてしまうことがあります。
文章を書いているときには 改行 と呼んでくれるとうれしいのですが
文章を聞き流しているときに 改行 改行 改行 と連呼されてしまいますと せっかくの文章もつながりがよくわからなくなってしまうことがあります。

そんな時便利なのが 改行を読む 読まないの切り替えキーです。
コントロールキーとオルトキーを押したままの状態で :キー(コロンキー)を押してみましょう。
改行を読む 改行を読まない 息継ぎをする と順番に読み上げてくれます。

コロンキーの場所がよくわからないよ・・・という声もありますが コロンキーは エルキーの右隣になります。
本日のワンポイント 是非試されてみてくださいね。

 Windows8で動作するスクリーンリーダー PC-Talker8も発売になり、徐々にWindows8を搭載したPCを購入される方も増えてきております。

 そこで、弊社のデモ用ノートPCは、Sandy Bridge のCore i3CPU搭載品でしたので、このままWindows8へアップグレードしてしまおうということになりました。

 実際に作業してみた結果、いろいろな問題が発生しました。Windows8のインストールCDから正常にアップグレードできたと思っていたのですが、いざPC-Talker8をインストールしようとしたところ、なんとDVDドライブがエクスプローラー上に表示しないのです。

 デバイスマネージャーを見ると、認識はしているようですが、レジストリに問題があるらしく、正常に機能していないとのこと。

 そういった事例はないか、インターネットで調べたところ、同じようにレジストリの問題でドライブが認識しないケースがあったのですが、いずれの対処法を試しても修正できませんでした。

 内蔵ドライブがだめでも、外付けしたドライブが動けばまだ良かったのですが、それも同じエラーが出てしまいました。

 仕方がないので、メーカーのバックアップディスクを利用して、出荷時状態へリカバリーをして、完全にクリーン名状態に戻してから再度Windows8へのアップグレードを試みました。

 一番確実なのは、Windows8のクリーンインストールなのですが、今回のデモ機は東芝製でして、これにはRara Voiceという、合成音声エンジンがインストールされているため、これを是非Windows8でも活用したいということもあったので、出来ればアップグレードで引き続き利用したかったのです。

 その後アップグレードしたところ、DVDの認識は正常になり、無事にWindows8が動くようになりました。Windows7で動いていた付属ソフトの一部は正常に動かないものもあるため、削除しなければならないものもありましたが、それは仕方がないですね。

 肝心のRara Voiceは正常に使用出来たので、Windows8標準搭載のナレーターでも音声エンジンが利用できます。標準のHarukaより肉声に近いので、VoicetextのMISAKIほどではないですが、自然な読み上げをしてくれます。

 さほど古いマシンでもないので、動き自体も全く問題なしですので、Windows8マシンとしてまたしばらく活躍してもらえそうです。

音声拡大読書器 よむべえ の 新型 よむべえスマイルが発売されました。

よむべえスマイルは 従来のよむべえの機能に加えて 手書き文字に対応 点字読みに対応 DVD再生が可能 という機能が増えています。

一番気になるのは 手書き文字だと思います。
早速 付属してくる手書きサンプルを読んでみました。 手書きスキャンは自動認識ではなく 取り消しキーを押しながらエンターキーを2回なので 従来型でいう精密読み取りにかわる機能と言えますね。
認識結果は 100%読めました。 さすがにこれは何度もテストしたサンプルだから ということで 文字書きに自身が無い 私が書いた文字を認識させてみました。

結果は、打率2割というところ。 漢字の認識は割りと崩れていても大丈夫ですが ひらがなが難しいようです。
ただこれも書き方のようで 一つ一つの文字の間を少し離れるように できるだけ丁寧に書くことで 認識率が限りなく100%になってきました。 文字は大きければ良いというものではなくて マジックペンで書いた3センチ角の文字はかえって認識が悪くなりました。 8ミリ角ほどのボールペンで書いたような文字の認識が良いようです。

札幌市においては よむべえ を 日常生活用具の拡大読書器として申請するには 別途モニターが必要になります。
本体が基準上限額の198000円なので 別途モニター分19000円と基準額の自己負担率分との合計が自己負担額となります。
拡大読書器なので全盲者の場合は受付してもらえません。
ただ、弱視の場合は 据置型拡大読書器の購入を優先をする場合が多いかと思いますので悩ましいところです。

自治体によっては 本体のみで日常生活用具として申請ができ、拡大読書器ではなく別項目での申請ができる場合があります。

表題のとおり リトルスノーに 従来型よむべえ と入れ替わりで よむべえスマイル のデモ機がやってきました。
恒久貸出デモ機なので他の方が使われていなければいつでもテストできますのでお問い合わせください。

何かのキーを押してしまった際に PCトーカーの声がかんだかくなってしまったり
低い声になってしまったことはありますでしょうか?

PCトーカーは声の高さを変える 音程の設定ができます。
では そのキー操作はと言いますと
コントロールキー と オルトキー を押したままの状態で wキーを押します。

Wキーをポンポンと押していきますと しだいに音程が上がり最大で トーン9まで上げることができます。
トーン9を超えると再びトーン1に戻ります。

声が何となくいつもと違うな。。と思った時には Wキー という事を覚えておくと便利かもしれないですね。 

Windows8とWindows7のタッチ操作

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 タッチパネルを搭載したPCであれば、Windows7からタッチ操作が標準で利用可能になりました。Windows8はさらにタッチパネルでの操作を前提に作られているので、モダンUI画面ではかなり使い勝手が向上しました。

 Windows8のデスクトップモードとWindows7では操作そのものはさほど変わらないような気がしますが、Windows7の頃のタッチパネルは同時2点タッチまでしか対応していない製品がほとんどのようです。

 たしかに、画面の移動は1本の指で操作できますし、拡大縮小は2本の指があれば出来る操作です。マウスで相当する右クリックは1本指で長押しする事でコンテキストメニューを表示出来ます。

 Windows8でタッチ操作を行う場合、最低でもWindows7同等のタッチデバイスがあれば、Windows7相当の操作は可能となっております。しかし、本来のWindows8の機能を使うためには同時5点タッチ以上に対応したものが必要となるようです。

 では、Windows8のタッチパネルでどれほどのことが操作できるのでしょうか?残念ながら、私どもは現時点でまだ調査中です。しかしながら、5本の指を使って操作出来るということはそれだけの機能が割り当てられているということになるので、ちょっと覚えるのが大変そうですよね。

2012年の8月31日に日経産業新聞に掲載された記事を転載します。

(ここから)

 慶応義塾大学はスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)を利用した視覚障害者向け音声案内システムを開発した。天井に取り付けた発光ダイオード(LED)の照明を高速で点滅させ、利用者の位置情報を検出し目的地まで道案内する。全地球測位システム(GPS)が利用しにくいショッピングセンターなどでの活用を目指し、早期に実用化する。

 春山真一郎教授と中島円研究員らが開発したシステムは、スマホと光センサー、ヘッドホンなどで構成する。LED照明を高速に点滅させて情報を送る「可視光通信」の技術を応用した。

 屋内の各所に設置したLED照明ごとに点滅のパターンを変えた。その下を通った利用者のスマホに付けた光センサーが点滅を捉えると、今いる場所が正確に分かる。

 システムを利用する際は、まず行きたい場所を、スマホに音声入力する。独自開発のソフトが働き、情報がサーバーに伝わる。

 サーバー側では、利用者の現在位置と目的地から最短の経路を割り出し、スマホに送る。ヘッドホンの音声で道案内ができるようになる。

 スマホに内蔵した地磁気センサーで利用者の体の向きを推測できるため、「右に90度曲がってください」など具体的に指示することも可能という。

 研究チームはパナソニックと共同で、視覚障害者16人の協力を得て、実証実験をした。約8メートル間隔で天井にLED照明を取り付けた施設で、新システムを使い、50〜60メートル先の目的地に全員がたどり着くことができた。位置の誤差は1〜2メートルにとどまり、高い精度を実現できた。

 GPSなどを使った案内システムは幅広く活用されているが、電波が届きにくい屋内では性能を十分に発揮できない。屋内で電波を発して案内するシステムの開発例もあるが、精度が低く、店舗に専用装置を取り付ける必要などがあったという。

 新システムは安価に導入できる見通しで、商業施設や公共施設などに普及できると期待している。

 ▼可視光通信 発光ダイオード(LED)照明の光を利用して通信する技術。LEDの光を、人の目には分からないほど高速で点滅させ、その点滅パターンを「0」「1」のデジタル信号に置き換えてデータを送る仕組みだ。

 LEDの普及で、実用化研究も活発化している。全地球測位システム(GPS)が使いにくい場所や、病院などでの利用を見込んでいる。

(ここまで)

システムを普通のLED使うことで安価にするというコンセプトですが、いかんせん 他のGPSや電波を使ったシステム同様に携帯電話やスマートホンに付随機器をつけなくてはいけなかったり、施設側の設備の問題がありますね。
ただ基本研究は必要だと思いますのでこれからも開発を進めてほしいものです。視覚障がい者対応製品を多く出しているパナソニック主導というのも期待が持てますね。

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